神経の無い歯は褐色に変色してくる事が知られています。
変色しても虫歯や炎症がおこっていなければ健康被害は無いのですが,変色が前歯の場合は目立ってしまいますので、きれいに見えるようにしたいと言うご希望の方も多いと思います.今回は、変色した歯の審美歯科治療をきれいにする方法のご説明です.
前歯の神経を抜いた場合、変色してきたり炎症を起こして歯茎から膿が出てきてしまう事があります。
変色した歯の審美歯科治療ケース
このケースでは前歯2本が神経を抜いた後に変色してしまい、また、前歯1本は虫歯をレジンと言うプラスティック系の詰め物で治した部分が数年置きに変色してしまうので長く持つ治療を希望と言う事で、前歯3本をオールセラミックにて治療を行いました。

前歯の神経を取ってから歯の変色がおこってしまったようです.また、前歯の大きさが不揃いのため,前歯の色や形の修正を希望されました。
お写真の前歯は、根の神経が炎症を起こして根っこの先から膿が出てしまっています。また、歯の色が変色しています.

神経が無い変色した歯は、歯の内部から変色を起こしております.そのため、歯を削っても土台の色がちがいます.神経を抜いた歯の変色は歯の内部から起こりますので、オールセラミックを作成する時は歯の内部の色のちがいを調整して、すべての歯が同じ色になるようにします。
このケースのように、変色歯の治療を審美歯科で行うことができます。
変色歯の治療ケースに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.クリックしてご覧ください.
変色歯の治療の詳しいページ
本日のブログまとめ
「前歯の色が変わってしまって、鏡を見るたびに気になる…」
「神経を抜いた歯が変色してきてしまい、人前で笑うのが恥ずかしい…」
実は、神経を抜いた歯は、徐々に褐色や黒っぽく変色してしまうことがよく知られています。
変色自体は虫歯や炎症がなければ、健康面では特に問題はありません。しかし、前歯など目立つ部分が変色すると、見た目が気になり、自信をなくしてしまう方も少なくありません。
特に前歯の神経を抜く治療を受けた場合、時間が経つにつれて歯の色が目立って変色したり、炎症が起こって歯茎から膿が出てしまうこともあります。
今回ご紹介するのは、こうした『変色してしまった前歯を美しく改善するための審美歯科治療』のケースです。
実際のケースでは、患者様の前歯2本が神経を抜いた後に大きく変色してしまい、さらにもう1本は過去に虫歯治療で使ったレジン(プラスチック系の詰め物)が繰り返し変色してしまうというお悩みを抱えていました。
そこで、患者様のご希望に合わせ、前歯3本を『オールセラミック』で治療いたしました。オールセラミックは、自然な透明感と美しい白さが長期間続くため、審美性の高い仕上がりが期待できます。
「前歯の変色をきれいに治したい」
「長持ちする審美歯科治療をしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ神田ふくしま歯科の無料カウンセリングにお気軽にお越しください。経験豊富なドクターが、あなたのお口の状態を丁寧にチェックし、最適な治療プランをご提案いたします。
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神田ふくしま歯科
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~審美歯科治療の注意点~
審美歯科治療は保険外診療となります。オールセラミック で歯並びなどを治す場合、オールセラミック の種類によって当院では1本6万6千円(税込)~16万5千円(税込)のセラミックを選んでいただいております。また、神経のない歯はオールセラミック とは別にファイバーコア(税込2万2千円)という歯の土台の料金がかかる場合があります。
料金に関しましては、1本あたりの標準的な料金となります。多数の歯を治す場合は、本数分の治療費がかかります。
審美歯科治療では、歯の大きさや形の修正、歯の変色の改善、歯並びの改善を目的にオールセラミック などの材料を使用しております。リスク等もございますのでご確認ください。歯茎の位置を改善するために歯茎の再生・整形を行う場合は別途料金がかかります。
また、審美歯科で歯並びを治す場合のリスクとしては、歯の神経を取らないとしみてしまったり、お痛みが出てしまう場合があります。痛みの症状が出た場合は歯の神経を取り除く必要がある場合があります。また、オールセラミック の色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。