ワックスつきで、歯間にスッと通ります。水分を含むと繊維がもモフモフ膨らみ、プラークを一度ですみずみまでからめとります。歯肉にやさしく、歯間乳頭を傷つける心配もありません。患者さんが使いやすいフロスです。
45m
ポリエチレン(ワックスつき・フッ素配合)
1
ワックスつきなのに、繊維がやわらかいので、歯肉を傷つけずに隣接面・歯肉縁下のプラークを取り除くことができます。384本もの繊維(エキスパンドタイプ)が、歯肉縁下のプラークを一度に残さずからめとります。そのプラーク除去率の高さは、フロス研究の第一人者、アンナマリア・ジェノベージ教授(イタリア・ジェノバ大学)も認めています。
2
フロアフロスの特長は、唾液の水分と摩擦でフワフワと広がること。隣接面に挿入しても歯肉を傷つけず、プラークを残さずからめとることができます。フロアフロス使用グループの平均プラーク付着減少率は約70%。他のフロスグループの平均より18~26%高く、群を抜いた清掃効果です。
3
隣接面は、むし歯のリスクが高いところ。汚れをとりながら効率よくフッ素が塗布できるので、患者さんにも喜ばれます。
歯周病を予防するために必要な、歯肉縁上・縁下1~2ミリのプラークコントロール。患者さんが自分でできる唯一の方法が、デンタルフロスを使用することです。3列歯ブラシやワンタフトブラシ、歯間ブラシでは、歯肉縁下のプラークは落としきれません。そのことを患者さんに伝え、セルフケアに取り入れてもらいましょう。
プラークを効率的に絡めとるロールタイプのデンタルフロス
唾液に触れるとスポンジ状に膨らむエキスパンディングフロスを採用。挿入時は歯間部へ入れやすく、歯面にも沿わせやすく、膨らんだ後は清掃面積が広がり絡めとるように効率的にプラークを除去します。
品種 | 1種類 |
---|---|
ケースカラー | ピンク/オレンジ/青/白 |
デンタルフロス(英語:Dental floss)は、ナイロンやポリエステルなどの繊維(フィラメント)を数十本から数百本合わせて作られた、歯間清掃専用の細い糸である。歯ブラシでは届かない歯間の側面や歯間下の歯ぐきに付いた歯垢を除去し、歯周病や虫歯を予防する目的で使われる。一般的には「フロス」とも呼ばれる。
デンタルフロスを用いた歯の清掃を「フロッシング」と言い、歯ブラシを使ったブラッシングと合わせて予防効果を高める。欧米ではフロッシングは一般的な習慣となっている。
用途が似た物に、歯間ブラシが存在する。
目次1 歴史
|
デンタルフロスや楊枝を歯間掃除に使うという慣習は有史以前の人間にも存在し、歯にそれらの痕跡と見られる溝も見つかっているため、デンタルフロスやまたそれに似たものは、有史以前から使用されていたと考えられる。
現在のようなデンタルフロスは、1815年にアメリカ、ニューオリンズの歯科医、パーミリーが絹で作られた、現代のものに近いデンタルフロスを発明し、人々に歯間の掃除を推奨するところに始まりを見るが、1882年にCodman and Shurtleft companyが、ワックスをかけないタイプの絹製フロスを販売するまで、人々の間には浸透しなかった。
1898年、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、赤十字や、ソールター・スィル社、ブランズウィックなど、いくつかの商標を含んだデンタルフロスの第一号特を取得した。
デンタルフロスは第二次世界大戦までは、あまり一般的でなかった。しかし大戦中、チャールズ・C・バス博士によって、絹製より摩滅しにくく、弾力性や耐久性に富んだ、切れにくい現在のようなナイロン製のデンタルフロスが発明されたために、大戦後には、歯をより清潔に保つためにデンタルフロスを用いることの重要性が強く強調された。
ただ歯ブラシでブラッシングするだけでは、歯垢の50%~70%程度までしか除去できないといわれているが、デンタルフロスを使うことで、90%程度まで歯垢の除去率を高めることができるため、虫歯・歯周病をはじめとする口内疾病を防ぐ効果があるとされている。
ここでは、一般的に多いものを挙げる。使用の際、自分の歯の形や歯ぐきの状態に合ったものを歯科医院で指導を受けて購入するのが望ましい。
デンタルフロスを行なう際には、汚れや細菌の移動を防ぐため、一歯間部ごとにきれいな箇所を使って清掃する必要がある。汚れを落としたデンタルフロスを移動させるには、右手中指を一巻きし、左手中指から一巻はずす。また、歯並びや修復物の状態により使用法や注意事項が異なる場合があるため、歯科医師や歯科衛生士の指導を受けて使用することが望ましい。
ワイヤーを使った歯の矯正により、歯の上からフロスを通すことができない場合に使用する。スレッダーの輪にフロスを入れて、そのままスレッダーを歯間に挿入することで、フロスを歯間に通すことができる。