セラミックには何百という種類のものがあります。その中で特徴のあるセラミックを種類に分けて使用しています。
金属を使用するかしないかというちがいや、お値段、色合い、透明感、強度等によってセラミックを分類しています。患者様のご都合に合わせてセラミックの種類を選ぶことが可能です。
当院では、お値段でセラミックを分けていますが、これはセラミックを作成する技工士さんのレベルと素材、保証期間によって分けています。
オールセラミック
金属を使用した白い歯
オールセラミックを上手に損をしないように選ぶコツをご説明いたします。
奥歯の目立た無い部分のオールセラミックは見た目より強度を重視することをオススメしております。金属のように光って目立つもので無いので、色が少し合わなくても目立ちません。むしろ強度が重要で、奥歯の噛む力で壊れにくい強度のあるオールセラミックがオススメとなります。
そのため、奥歯のオールセラミックはオールジルコニアセラミックがオススメです。(エコノミータイプのオールセラミックで¥60,000−(税別)となります。)
2.前歯を1本だけオールセラミックできれいに治したい場合。
前歯のオールセラミックは非常に目立ちます。周囲の歯に色や模様を合わせて自然な感じにオールセラミックをお作りすることをオススメしております。こういった場合では技工士さんが立ち会って歯に調和が取れるオールセラミックを一つ一つ調整するタイプのオールセラミックがオススメです。スペシャルオールセラミック、エクセレントオールセラミック、(エクセレントプラスオールセラミックもご用意しております。)がオススメです。
3.前歯を6本まとめてオールセラミックを治したい場合。
変色した歯など、前歯のオールセラミックをまとめて治される場合、比較的に安いオールセラミックを選択してもきれいな感じに見せることが可能になります。形や色へのこだわり具合でセラミックの種類を選ばれると良いでしょう。
オールセラミックはグレードによって強度や見た目のちがいがあります.
どのオールセラミックを選ぶかの参考にしてください。
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
0120−25−1839
最近、金属を使用した差し歯と金属を使用しない差し歯というご説明を歯科医院で受けられた経験のある方も多いのではないでしょうか。
金属を使用した差し歯は通常、保険のきく治療の際に使用されます。金属を使用することで、歯茎の黒ずみの問題や金属アレルギーの問題が起こりやすくなることは知られてきています。
金属を使用したセラミックあるいは差し歯とはどんなものでしょう。
セラミックの種類は数多くあります。あなたはどのセラミックがちょうど良いでしょうか?
審美歯科ではすべての方に合った同じタイプのセラミックを使用するのではなく、歯の形や色、かみ合わせなどを考慮して、セラミックの素材などを決めます。セラミックの素材によって料金が変わる場合もありますので、あらかじめ治療前にお見積りをさせていただき、お勧めのセラミックのご説明をいたします。
セラミックの症例では、典型的な審美歯科治療のケースを出させていただいてます。
審美歯科治療の参考にしていただければと思います。
また、セラミックの種類に関してこんなメールもいただいております。
・通常ジルコニアよりオールセラミックの方が透明感があり、自然な歯の色にすることができると聞いたのですが、貴院ではe-maxの方が色を調節するのは難しいとHPにあります。また、お値段も他院では15-17万ほどするのに貴院では6万円台です。いくら自由診療だからとはいえ、10万も差がつくとは考えにくいのですが、なぜでしょうか?
メーカーの違いによるものですか?
また、貴院のお勧めするジルコニアもとても安いと思いますが、なぜなのでしょうか?
私が他院で聞いたのはe-maxで、そこではジルコニアにセラミックを被せたものよりも透明感が高いものができるといわれました。
実際見せて頂いた写真もそう感じました。
同じe-maxでもきっと違うものなんですね。
そこは審美治療の症例が多い都内の病院です。
以上メール相談より
セラミックと言っても何百種類ものセラミックが存在しするってことをご存知でしょうか?
セラミックには種類が多いのですが、歯の色や形にどこまでこだわるかでどのタイプのセラミックを選択するか決めていただいています。(当院では、当院が厳選したセラミックの中から、歯の状況などに合うセラミックを選んで頂いております.)
まず、従来のセラミックは金属の上にセラミックを焼き付けるタイプのセラミックです。メタルボンドと言われていました。通常このタイプのセラミックは近年使用されなくなってきています。
プレスタイプのセラミック(当院ではエコノミーオールセラミック e-max)では、細かい色の調整をすることは難しいので、偶数本(2本4本6本)と治される方にお勧めです。このタイプのセラミックは、従来のセラミックに比べて、強度が増します。金属の歯を作るときとほとんど同じ方法でお作りしますので、オールセラミックの素材が均一になるために強度が増します。欠点として、後からセラミックの形を足して変えることができません。
強度という意味では今のところ一番強度のあるセラミックが、ジルコニアという材質のオールセラミックです。ジルコニアのセラミックは歯の色に合わせてセラミックを盛り上げますので、色を合わせやすくなります。また、強度もプレスタイプの4倍ほどあります。
また、ジルコニアのみを機械で削って作るタイプのCAD-CAMタイプのセラミックは、強度がありますが、色の透明感が少なく人工的な白さですので、このタイプのジルコニアは強度が必要で目立たない奥歯に使用します。
セラミックには種類が色々あります。審美歯科をする場合は、オールセラミックという種類のセラミックがオススメです。
古いセラミックを新しく交換されるのであれば、今ならオールセラミックを選択されることをオススメしております。
神経の無い歯を差し歯で治す場合は通常、歯の根っこが変色しているため色の調整が必要です.
前歯の神経を抜いた場合、変色してきたり炎症を起こして歯茎から膿が出てきてしまう事があります。
今回は前歯の変色歯の治療のご紹介をいたします。
このケースでは前歯2本が神経を抜いた後に変色してしまい、また、前歯1本は虫歯をレジンと言うプラスティック系の詰め物で治した部分が数年置きに変色してしまうので長く持つ治療を希望と言う事で、前歯3本をオールセラミックにて治療を行いました。