歯の色が合わないというご相談を患者様よりよくいただきます。
セラミックの色は、セラミックを作成する技工士さんの腕と、きれいな写真とセラミックの素材でほぼ決まります。
参考までに、精密審美歯科の歯の色合わせをご説明いたします。
前歯の色を決めるには写真を撮ることが重要です。
きれいな写真を撮ることで、しっかりとした情報を伝えることができます。
一番歯の色に近い物を選びます。
きれいな色見本が用意しています。
歯の土台の色専用の色見本
色の明度を中心に選ぶシステム
色のタイプ別色見本
オレンジ、黄色、グレー、乳白色、ホワイトニング、ピンク
をベースに色を選びます。
クラシカルな色見本
拡大して近い色を選択
歯の土台の色を確認
削った歯の土台の色がちがいます。
それぞれの歯の土台の色を確認して、被せる歯の色を調整していきます。一度ジルコニアフレームで色の確認をします。
ジルコニアフレーム0.5mmで完全に下の歯の色を見えないようにすることができました。
そのため、オールセラミックの仕上がりが左右で同じになります。
全体的に色の合うセラミックを作成してます.
自然な色合いにお作りしました.
オールセラミックは透明感があるためセメントの色も歯の色に影響します。
当院使用のエステティックセメントは5種類の色があります.
ラミネートベニアなど特に薄くて透明感のあるものの色合わせに最適です.
スペシャルオールセラミック前歯4本の色の確認ケースです.
下の前歯と色を合わせてお作りしております.糸切り歯より少し白目に色を調整しています.色の具合が良い場合は仮のセメントでお付けして、お帰りいただいて確認していただいております.
仮のセメントでお付けすると少しセメントの白い色が透けて見えるような感じが出てしまう事がありますが,最終的なセメントで色の調整をいたします.オールセラミックは透明感がありますので、天然の歯に近い色合いに調整します.