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オールセラミックとジルコニアの違い

オールセラミックとジルコニアの違い

― 実は3種類あります ―

セラミック治療を検討していると、

「オールセラミックとジルコニアって何が違うの?」

とよく聞かれます。

実は現在主流なのは、次の3種類です。

1️⃣ ガラス系オールセラミック(フルセラミック)
2️⃣ フルジルコニア(ジルコニア単体)
3️⃣ ジルコニアフレーム+セラミック築盛タイプ

それぞれに特徴があります。


① ガラス系オールセラミック(フルセラミック)

内側も外側もすべてセラミックでできたタイプです。
金属もジルコニアも使用しません。

特徴

✔ 非常に高い透明感
✔ 天然歯に近い自然な色合い
✔ 前歯に最も向いている

光の透け方が自然なため、
審美性を最優先する前歯に最適です。

注意点

・ジルコニアより強度はやや劣る
・強い歯ぎしりがある方は慎重に選択


② フルジルコニア(ジルコニア単体)

すべてがジルコニアで作られたタイプです。
外側にもセラミックを盛りません。

特徴

✔ 非常に高い強度
✔ 割れにくい
✔ 奥歯に最適

最近は透明感のあるタイプも増え、
見た目もかなり自然に近づいています。

注意点

・透明感はガラス系よりやや劣る
・細かな色調再現はやや難しい場合あり


③ ジルコニアフレーム+セラミック築盛タイプ

内側にジルコニアのフレーム(骨組み)を使い、
その上に透明感のあるセラミックを盛り付けるタイプです。

いわば、

👉 「強さ」と「美しさ」のバランス型

です。

特徴

✔ 強度が高い
✔ 表面は透明感がある
✔ 前歯にも奥歯にも対応可能

金属の代わりにジルコニアを使用するため、
メタルボンドの進化版と考えると分かりやすいです。

注意点

・技工精度が重要
・セラミック部分が欠ける可能性はゼロではない


3種類の比較

  ガラス系オールセラミック フルジルコニア ジルコニア+築盛
内部構造 セラミックのみ ジルコニアのみ ジルコニア骨組み
透明感 ◎ 非常に高い
強度 ◎ 非常に強い
前歯適性
奥歯適性

どれを選ぶべき?

✔ 前歯で透明感重視 → ガラス系オールセラミック
✔ 奥歯で強度重視 → フルジルコニア
✔ 前歯で強度と審美の両立 → ジルコニア+築盛

という使い分けが一般的です。


大切なのは「素材」だけではありません

どの素材を選んでも、

✔ 精密な適合
✔ 正しい噛み合わせ
✔ 歯茎の厚みへの配慮
✔ 定期的なメンテナンス

がなければ、歯茎は下がる可能性があります。

素材以上に、
設計と技術が結果を左右します。


本日のブログまとめ

セラミック治療には3種類あります。

1️⃣ ガラス系オールセラミック(透明感重視)
2️⃣ フルジルコニア(強度重視)
3️⃣ ジルコニアフレーム+築盛(バランス型)

部位や噛み合わせによって最適な素材は変わります。

「どれが一番いい?」ではなく、
「自分にはどれが合う?」が正解です。


💡 セラミック素材で迷っている方へ

神田ふくしま歯科では、

✔ 噛み合わせ診断
✔ 歯茎の状態評価
✔ 前歯・奥歯ごとの素材提案

を無料カウンセリングで行っています。

 

📞 0120−25−1839
📞 03−3251−3921
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F(スターバックス上)
JR神田駅北口より徒歩1分

メモ: * は入力必須項目です


よくあるご質問

 

オールセラミックとジルコニアの違いについて

Q. オールセラミックとジルコニアは、何が違うのですか?

A. オールセラミックは金属を使用しないセラミック治療の総称で、ジルコニアはその中で使用される材料の一つです。

セラミック治療を検討していると、

「オールセラミックとジルコニアは別のものですか?」

「前歯にはどちらがよいですか?」

「一番割れにくい材料はどれですか?」

と疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。

オールセラミックとは、基本的に金属を使用せず、セラミック系の材料で作る詰め物や被せ物の総称です。

その中には、主に次の3種類があります。

  1. ガラス系オールセラミック

  2. フルジルコニア

  3. ジルコニアフレームにセラミックを重ねるタイプ

つまり、ジルコニアも広い意味ではオールセラミック治療に含まれます。

ただし、材料によって、

  • 透明感

  • 強度

  • 色の再現性

  • 適した治療部位

  • 削る量

  • 破損の仕方

が異なります。

「最も高価な材料が一番よい」

「ジルコニアなら必ず割れない」

というわけではありません。

治療する歯の場所、噛み合わせ、周囲の歯の色、歯ぎしりの有無などを確認して選ぶことが大切です。


Q. ガラス系オールセラミックには、どのような特徴がありますか?

A. 光を通しやすく、天然歯に近い透明感を再現しやすいため、見た目を重視する前歯に適している場合があります。

ガラス系オールセラミックは、内側から外側までガラス成分を含むセラミックで作られるタイプです。

代表的な材料には、二ケイ酸リチウム系セラミックなどがあります。

主な特徴は、

  • 透明感が高い

  • 天然歯に近い光の透け方を再現しやすい

  • 細かな色や濃淡を表現しやすい

  • 金属を使用しない

  • 前歯1本の色合わせに使用しやすい

ことです。

天然歯は単純な白一色ではありません。

歯の先端には透明感があり、中央部分には明るさがあり、歯茎に近い部分には少し濃い色が見られます。

ガラス系セラミックは、このような自然な色の変化を表現しやすい材料です。

そのため、

  • 前歯1本を隣の天然歯へ合わせたい

  • 自然な透明感を重視したい

  • 金属を使用した差し歯を交換したい

  • ラミネートベニアを検討している

場合に選択されることがあります。

一方で、ジルコニアと比較すると強度に限界があります。

特に、

  • 強い歯ぎしりや食いしばりがある

  • 奥歯へ強い力がかかる

  • 長いブリッジを作る

  • 歯を削る量を十分に確保できない

場合には、適さないことがあります。


Q. フルジルコニアには、どのような特徴がありますか?

A. 全体をジルコニアで作るため強度が高く、特に奥歯や強い噛み合わせの歯に使用しやすい材料です。

フルジルコニアは、被せ物全体をジルコニアだけで製作するタイプです。

表面に別のセラミックを盛り足さないため、モノリシックジルコニアと呼ばれることもあります。

主な特徴は、

  • 強度が高い

  • 割れにくい

  • 金属を使用しない

  • 奥歯に使用しやすい

  • 強い噛み合わせへ対応しやすい

  • ブリッジに使用できる場合がある

ことです。

特に、

  • 奥歯の被せ物

  • 歯ぎしりや食いしばりが強い

  • セラミックを何度も割ったことがある

  • 金属を使わずに強度を確保したい

  • 奥歯のブリッジを希望している

場合に検討します。

近年は、従来より透明感を持つジルコニアも増えています。

ただし、ガラス系セラミックと比べると、天然歯の細かな透明感や複雑な色調を再現しにくい場合があります。

特に前歯1本だけを周囲の天然歯へ合わせる場合は、

  • 白く浮いて見える

  • 不透明に見える

  • 色のグラデーションを合わせにくい

ことがあります。

そのため、前歯でも使用できることはありますが、見た目を最優先する場合は、ほかのタイプが適していることがあります。

また、ジルコニアは非常に硬い材料です。

表面の研磨や噛み合わせの調整が不十分な場合は、噛み合う天然歯を摩耗させる可能性があります。


Q. ジルコニアフレームにセラミックを重ねるタイプとは、どのような材料ですか?

A. 内側に強度の高いジルコニアを使用し、その表面へ透明感のあるセラミックを重ねることで、強度と審美性の両立を目指すタイプです。

このタイプは、内側にジルコニアのフレームを作り、その表面へ複数の色のセラミックを盛り足して仕上げます。

ジルコニアセラミック、ジルコニアボンドなどと呼ばれることがあります。

主な特徴は、

  • 内側のジルコニアによって強度を確保しやすい

  • 表面のセラミックで透明感を表現できる

  • 色や形を細かく調整しやすい

  • 前歯にも奥歯にも使用できる場合がある

  • ブリッジに使用できることがある

  • 金属を使用しない

ことです。

従来のメタルボンドは、内側のフレームに金属を使用していました。

ジルコニアフレームタイプでは、その金属を白いジルコニアへ置き換えています。

そのため、

  • 金属色が透けにくい

  • 歯茎との境目が暗くなりにくい

  • 金属アレルギーの心配を抑えられる

  • 前歯の色や透明感を細かく調整できる

という利点があります。

特に、

  • 前歯で強度と自然さの両方を求める

  • 複数の前歯をまとめて治療する

  • 前歯のブリッジを作る

  • 歯根や土台の色をある程度隠したい

場合に検討されます。

ただし、表面へ重ねたセラミック部分には、欠ける可能性があります。

フルジルコニアのように全体が一体ではないため、強い歯ぎしりや局所的な噛み合わせがある場合は注意が必要です。

また、仕上がりは歯科技工士の技術や設計に大きく影響されます。


Q. 前歯と奥歯では、どのセラミックを選べばよいですか?

A. 前歯では透明感と色合わせ、奥歯では強度と噛み合わせを重視します。ただし、歯の状態によって適した材料は異なります。

一般的な選び方の目安は、次のとおりです。

前歯1本を自然に合わせたい場合

ガラス系オールセラミックや、ジルコニアフレームにセラミックを重ねるタイプを検討します。

隣の天然歯に特徴的な透明感や模様がある場合は、色を細かく作り込める材料が適しています。

前歯を複数本まとめて治療する場合

左右対称に2本、4本、6本と治療する場合は、全体の色や形を統一しやすくなります。

ご希望の白さや必要な強度に合わせて、ガラス系セラミックやジルコニア系材料を選びます。

奥歯を1本治療する場合

強い噛む力へ対応しやすいフルジルコニアが選択されることがあります。

ただし、笑ったときに見えやすい場所では、色や透明感も考慮します。

前歯や奥歯のブリッジを作る場合

強度が必要になるため、ジルコニアフレームやフルジルコニアを使用することがあります。

ブリッジの長さ、支えとなる歯、噛み合わせによっては適応できない場合があります。

歯ぎしりが強い場合

フルジルコニアを検討することがありますが、治療後はナイトガードの使用が必要になる場合があります。

素材だけでなく、

  • 歯を削れる量

  • 残っている歯質

  • 歯根や土台の色

  • 歯茎の厚み

  • 噛み合わせ

  • 歯ぎしり

  • 治療本数

  • ご希望の色

を確認して決定します。


3種類のセラミックの比較

項目 ガラス系オールセラミック フルジルコニア ジルコニアフレーム+セラミック
主な構造 ガラス系セラミック 全体がジルコニア 内側がジルコニア、表面がセラミック
透明感 非常に高い 種類による 高い
強度 比較的高い 非常に高い 高い
前歯への適応 適している 症例による 適している
奥歯への適応 噛み合わせによる 適している 適している場合がある
ブリッジへの適応 制限がある 可能な場合がある 可能な場合がある
主な注意点 強い力で割れる可能性 色調再現に限界がある場合 表面のセラミックが欠ける可能性

この比較は一般的な特徴です。

材料の種類や設計によって性質は異なるため、すべての製品が同じではありません。


素材よりも重要な4つの条件

どのセラミックを選んでも、次の条件が整っていなければ、長く安定しない場合があります。

1.歯との適合

歯とセラミックの境目に段差や隙間があると、

  • 虫歯

  • 歯茎の炎症

  • 歯茎下がり

  • 口臭

につながる可能性があります。

2.噛み合わせ

一部の歯へ強い力が集中すると、

  • セラミックが欠ける

  • 被せ物が外れる

  • 歯根が割れる

  • 噛み合う歯がすり減る

場合があります。

3.歯茎と骨の状態

歯茎が薄い場合や歯周病がある場合は、治療後に歯茎が下がり、セラミックの境目が見えることがあります。

必要に応じて歯周病治療や歯茎の再生治療を先に行います。

4.定期的なメンテナンス

セラミックそのものには虫歯はできませんが、セラミックと天然歯の境目には虫歯ができる可能性があります。

定期的に適合、歯茎、噛み合わせを確認することが重要です。


神田ふくしま歯科での費用と治療のリスク

セラミック治療は保険外診療です。

神田ふくしま歯科でのオールセラミックの費用は、

1本66,000円~165,000円(税込)

が目安です。

材料、製作方法、色合わせへのこだわり、治療部位によって費用が異なります。

神経のない歯では、

ファイバーコア:1本22,000円(税込)

が必要になる場合があります。

状態によっては、別途、

  • 古い被せ物の除去

  • 仮歯

  • 審美仮歯

  • 虫歯治療

  • 根管治療

  • 金属製の土台の除去

  • 歯周病治療

  • 歯茎の再生治療

  • 歯茎の整形

  • ホワイトニング

  • ナイトガード

などが必要になる場合があります。

セラミック治療の主なリスク

  • 歯を削る必要がある

  • 健康な歯質の一部を失う

  • 治療後にしみることがある

  • 痛みが続く場合は根管治療が必要になる

  • 天然歯と完全に同じ色や透明感にはならない

  • セラミックが欠けたり割れたりすることがある

  • 被せ物が外れることがある

  • 歯と被せ物の境目に虫歯が再発することがある

  • 歯茎が下がると境目が見える場合がある

  • 将来的に交換が必要になることがある

ガラス系セラミックの注意点

  • 強い噛み合わせで割れることがある

  • ブリッジには使用できない場合がある

  • 歯ぎしりの強い方には適さない場合がある

フルジルコニアの注意点

  • ガラス系より透明感が少ない場合がある

  • 前歯1本の細かな色合わせが難しいことがある

  • 表面調整が不十分だと噛み合う歯が摩耗する可能性がある

ジルコニアフレーム+セラミックの注意点

  • 表面のセラミックが欠けることがある

  • 製作する技工士の技術によって仕上がりが異なる

  • 修理や再製作が必要になる場合がある

神田ふくしま歯科では、

  • 前歯か奥歯か

  • 見た目と強度のどちらを優先するか

  • 周囲の歯の色

  • 歯ぎしりや食いしばり

  • 噛み合わせ

  • 歯根や土台の色

  • 歯茎の厚み

  • ブリッジの必要性

  • 費用

を確認したうえで、適した材料をご提案します。

「オールセラミックとジルコニアの違いが分からない」

「前歯に最も自然な材料を選びたい」

「奥歯に割れにくい白い歯を入れたい」

「歯ぎしりがあるがセラミックにしたい」

「材料ごとの料金やリスクを比較したい」

このようなお悩みがある方は、無料カウンセリングでご相談ください。


オールセラミックとジルコニアの違いのまとめ

セラミック治療で使用される材料には、大きく分けて次の3種類があります。

  1. ガラス系オールセラミック
    透明感が高く、天然歯に近い見た目を再現しやすい材料です。前歯に適している場合があります。

  2. フルジルコニア
    強度が高く、奥歯や強い噛み合わせに使用しやすい材料です。

  3. ジルコニアフレーム+セラミック
    内側のジルコニアで強度を確保し、表面のセラミックで自然な色を再現するバランス型です。

一般的には、

  • 前歯で透明感を重視するなら、ガラス系オールセラミック

  • 奥歯で強度を重視するなら、フルジルコニア

  • 前歯で強度と自然さの両方を求めるなら、ジルコニアフレームタイプ

を検討します。

ただし、すべての方にこの選び方が当てはまるわけではありません。

歯の位置、残っている歯質、噛み合わせ、歯ぎしり、歯茎、周囲の天然歯の色によって、適した材料は変わります。

どの材料にもメリットとデメリットがあります。

大切なのは、

「どの材料が一番優れているか」

ではなく、

「ご自身の歯と噛み合わせには、どの材料が適しているか」

を確認することです。

また、素材がよくても、歯との適合、噛み合わせ、歯茎の管理が不十分であれば、虫歯、歯茎下がり、破損などが起こる可能性があります。

神田ふくしま歯科では、素材だけでなく、歯、歯根、歯茎、骨、噛み合わせまで確認し、見た目と強度のバランスを考えたセラミック治療をご提案しています。

 

神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
0120-25-1839
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