審美歯科治療を行う場合、歯茎の腫れや歯茎の退縮が進行中だと最終的なオールセラミックを作成しても審美的な結果が長続きしません。
そのため、審美歯科治療を行う前に歯周病治療を行います。歯周病治療が長期にわたる重度の歯周病の方は、治療期間を仮歯で過ごすことになります。そのため、仮歯は審美的なものを作成して治療を行います。
本日は、長くなってしまった差し歯のを審美歯科で綺麗に元の長さに近くしたいというご希望の方に関する内容です。
差し歯が長い場合、元々は長くなかったのが、時間とともにあるいは差し歯を入れてから長くなったことが多いようです。
原因としては、
歯周病で歯茎が下がった
歯並びの改善のために差し歯を入れたら歯が長くなった
歯を抜いた後のブリッジを入れたら歯が長くなった
といったことが挙げられます。
治療法としましては、矯正治療、歯茎の再生・歯茎の整形治療を審美歯科治療と合わせて行う方法によって差し歯の長さを戻したり、短くすることができます。
審美歯科治療を行う際に、歯茎の位置が歯の長さを決める原因になります。歯ぐきの位置を整える事で歯の見た目がよくなります。
例えば、下がってしまった歯茎を、歯ぐきの再生治療を行う事で歯茎を元の位置まで回復しただけで、歯の形が審美的なものになります。
これは、歯茎の位置が下がってしまったために歯の形が長くなりバランスが悪くなるためです。
審美歯科治療をそのままの歯茎の位置で行ってしまうケースをよくお見かけしますが、歯ぐきの再生治療を審美歯科と合わせて行う事で、歯の長さを揃えることができます。.
あなたの差し歯は、10年もして歯茎が下がって黒く見えるようになった上、歯が長くなってしまっていませんか?
新しい審美歯科では歯茎を回復させた上で見た目を改善します。
歯茎の腫れてしまっている方は審美歯科治療の結果を長持ちするために、審美歯科治療と合わせて歯茎を引き締める治療を行います。
歯周病が進行してしまっている方の審美歯科治療も審美歯科治療前に歯周病の治療を行わないと審美歯科治療後に歯茎が下がって見た目が悪くなってしまう場合があります。
審美歯科治療後に、数年経ってから歯茎が黒くなってしまうことがあります。
時間がすこしたってから歯茎が黒くなるケースの多くは歯茎が下がってしまうことが原因です。せっかくセラミックを入れたのに見た目が悪いと感じてしまいます。
セラミックの適合が悪いケースは再度作り直しになってしまいますが、適合が良い場合は、歯茎だけを再生させることで歯茎の黒ずみを取ることができる場合があります。
オールセラミックを入れる前に仮歯を入れて形を修正します.その段階で歯の長さが長く感じた場合は歯ぐきの再生治療を行って歯の長さを短くする事をお勧めしております.
歯の形や色の白さについで気になるのが歯茎の状態です.
審美歯科治療といってもセラミックを作るだけが審美歯科ではなく、歯茎の見た目をきれいにする事も審美歯科治療として行います.歯茎が下がってしまった場合に、歯茎を回復させる歯茎の再生治療を行いますが,見た目を審美的に行う事ができる場合があります.
新しい審美歯科治療では、差し歯の長さが左右でちがうのを、矯正治療なしに揃えることができます。
長くなってしまった歯を短くすることも、短い歯を長くすることも可能です。(もちろん限界はあります。)
審美歯科治療を行う際に、歯の長さは見た目に影響しますので、長さを調整することが非常に重要になります。
今回は、神経を抜いて変色した歯をオールセラミック にて審美歯科治療を行う際に、歯茎の再生治療を審美歯科治療と合わせて行うことで、歯の長さを平均的な長さにすることができたケースをご紹介いたします。