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前歯を短くしたい場合、歯を削らなくても良いかもしれません

歯の大きさを小さくしたいと言う方の中には歯茎が下がってしまったために歯の大きさが大きく見えてしまう場合があります.歯茎が下がってしまう事は、矯正治療を行った方でよく見かけます.

 

こういった場合は歯を削って小さくするよりも下がった歯茎を回復させて歯を小さくする歯ぐきの再生治療をお勧めしております.

前歯を小さくする歯ぐきの再生治療例

歯茎の審美歯科
歯茎の審美再生前

歯の長さが長くなってしまっています.

この歯を短く見えるようにしたい場合はセラミック治療ではなく審美的な歯茎の再生治療となります.

歯茎の審美歯科
歯茎の審美再生後1ヶ月の状態

上の前歯の並びが整い審美的な見た目となりました.

この方法のメリットは、歯を削らずに済む事と、矯正など煩わしさが無く短期間に(このケースでは1ヶ月)終了する事です.


歯茎が下がってしまっては審美歯科治療の結果も失敗に終わってしまう事があります。歯茎を整えながら審美歯科治療をする事をお勧めしております。

 

歯茎の審美歯科のページ

 

 


~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。

 

お写真では、上前歯6本の歯茎の再生治療を行っております。

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療6本で15万4千円(税込)かかりました。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。