笑った時に不自然な差し歯が入っていませんか?
スマホの画像がきれいになって気軽に撮った写真に写った前歯の差し歯が目立つようになってきています。歯茎が黒い、差し歯の色が不透明で浮いた感じに見える、歯の形が悪いなど、歯の状態が非常にわかるようになってきています。
審美歯科では、不自然な見た目の差し歯を大きく改善する事ができます。
現在審美歯科では、金属を使用しないオールセラミックを使用していますので、天然の歯と近い透明感や歯の大きさを再現する事ができるようになってきています。
今回は、古くなった差し歯をオールセラミックで改善したケースをご紹介いたします。
あなたは歯茎が黒ずんでいるのをどこまで気にされていますか?
笑った時に写真を撮ると、差し歯の歯茎が黒ずんで見える。昔は気にならなかった差し歯が年々違和感を感じてきた。といったことはありませんか?
歯茎の黒ずみの原因は幾つかありますが、差し歯の治療をされた方の歯茎の黒ずみの多くは、歯茎が下がってきて歯の根っこが見えてしまっていること、従来の金属を使用したセラミックや金属の土台の影が見えてしまっていること、金属の粉が歯茎に入り込んでしまっていることなどが挙げられます。
歯茎の中に金属の粉が入り込んでしまっている場合は、皮膚の交換が必要になりますので、場合によってはそこまでやらなくても良いという方もいらっしゃいます。そんな治療例をご紹介します。
審美歯科のトラブルの一つに、オールセラミックの色や形をしっかりと見ないで最終的なセメントでつけてしまい、修正ができ無くなってしまった。というトラブルがあります。
最終的なセメントでオールセラミックをつけてしまうと色の修正はできないからです。
そのため、オールセラミックを仮のセメントでつけてお帰りいただいて、1週間ほど様子を見ていただいたのちに最終的なセメントでつけるという方法を取る場合がよくあります。
画面左の前歯のオールセラミック治療後の状態。周囲の歯と色や形を整えました。1本の歯だけの色の調整は技工士の方の腕次第のため,この写真のように合わせるにはスペシャルオールセラミックなどの特に優秀な技工士さんに仕事をお願いする必要があります.
オールセラミックの透明感に関して、ご希望がわかれます。
真っ白に目立つようにしたい方は透明感を抑えたほうが白く見えますし、自然な感じの白さにしたい場合は、透明感を出すことで浮いた感じに見えることを抑えます。
オールセラミックでの失敗を感じる方のなかには、歯の色を治したいとおっしゃいますが、実際は透明感を変えたいということが多い感じがしております。
今回は、透明感をだして自然な感じに見えるようにしたセラミックの治療例です。
審美歯科治療では、オールセラミックの色合いを周囲の歯に合わせる用に色を調整します。
歯の表面にいろいろな模様を付ける事で、周囲の歯になじんだオールセラミックが出来ます.審美歯科治療では色の調整を行いますが,元々の歯の状態が特徴的な場合は調整が大変な場合もあります.
差し歯の色が周りの歯と合わずに浮いたように見えてしまっていませんか?従来の差し歯では歯の輪郭がくっきりとしてしまい、周りの歯と調和していないように見えてしまっていることがあります。
前歯だけ差し歯が目立ってしまったり、歯茎が黒く見えたりするのが気になる場合は新しいセラミックのオールセラミックが有効です。
審美歯科の治療例のページではいろいろなパターンの治療例を紹介させて頂いております.
あなたの希望される治療と似たような歯の審美歯科治療をしているというケースがきっとあると思います。
今、差し歯を治したいとお考えの方は、ジルコニアを使用したオールセラミックが金属を使用しないため、透明感があり、また、強度も金属と同じくらいあるといわれていますので、良いでしょう。
ジルコニアのフレームを使用したオールセラミックは、従来の差し歯に比べて、透明感のある自然な感じにしやすいセラミックです。
白くて綺麗な歯にしたいという場合は、ある程度の範囲のセラミックを入れることで、周囲の歯の色を気にせず白い歯を入れても大丈夫な場合もあります。
あなたの差し歯は金属を使用した従来のセラミックですか?
従来のセラミックの方はオールセラミックに差し歯を交換する事でもっときれいな見た目になる可能性があります.