審美歯科治療では、単にオールセラミックの差し歯を入れるだけでは、綺麗な見た目にならない場合がよくあります。
せっかくオールセラミックを入れたのに見た目が良くないのでは、審美歯科治療をしても将来的にやり直したいとか、差し歯がコンプレックスになってしまうかもしれません。
歯茎の位置を揃える、周りの歯の歯並びを揃えるといったことは、オールセラミックの差し歯を入れる以上に見た目を改善するためには有効です。
審美歯科治療前に部分矯正や歯茎の整形をした方が良い場合。

上のお写真のように、差し歯の長さが左右で異なる方が非常に多いというのが審美歯科治療を何年も行ってきて感じる実感です。
前歯の差し歯をオールセラミックなどで治療するのであれば、歯の長さを揃えることは見た目を良くするためには非常に重要なことです。
歯の長さを左右で揃えるために、このケースでは部分矯正で歯の並びを整えることと、歯茎の位置を改善するために歯茎の整形を行うプランを立てました。
~審美歯科治療の注意点~
部分矯正治療や審美歯科治療は保険外診療となります。部分矯正上前歯で10万円(税別)、オールセラミック (スタンダードタイプ)1本9万円(税別)2本で18万円(税別)かかります。