神経の無い歯は褐色に変色してくる事が知られています。
変色しても虫歯や炎症がおこっていなければ健康被害は無いのですが,変色が前歯の場合は目立ってしまいますので、きれいに見えるようにしたいと言うご希望の方も多いと思います.今回は、変色した歯の審美歯科治療をきれいにする方法のご説明です.
前歯の神経を抜いた場合、変色してきたり炎症を起こして歯茎から膿が出てきてしまう事があります。
変色した歯の審美歯科治療ケース
このケースでは前歯2本が神経を抜いた後に変色してしまい、また、前歯1本は虫歯をレジンと言うプラスティック系の詰め物で治した部分が数年置きに変色してしまうので長く持つ治療を希望と言う事で、前歯3本をオールセラミックにて治療を行いました。

前歯の神経を取ってから歯の変色がおこってしまったようです.また、前歯の大きさが不揃いのため,前歯の色や形の修正を希望されました。
お写真の前歯は、根の神経が炎症を起こして根っこの先から膿が出てしまっています。また、歯の色が変色しています.

神経が無い変色した歯は、歯の内部から変色を起こしております.そのため、歯を削っても土台の色がちがいます.神経を抜いた歯の変色は歯の内部から起こりますので、オールセラミックを作成する時は歯の内部の色のちがいを調整して、すべての歯が同じ色になるようにします。
このケースのように、変色歯の治療を審美歯科で行うことができます。
変色歯の治療ケースに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.クリックしてご覧ください.
変色歯の治療の詳しいページ
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~審美歯科治療の注意点~
審美歯科治療は保険外診療となります。オールセラミック で歯並びを治す場合、オールセラミック の種類によって当院では1本6万円(税別)~15万円(税別)のセラミックを選んでいただいております。
ただ、注意していただきたいのが、仮歯の形はどのような形でも作れるわけではありません。噛み合わせや歯茎の状態によってご希望の形が難しい場合もあります。また、変色した歯のオールセラミック 治療では、完全にお好みの色に治せないこともあります。
また、審美歯科で歯並びを治す場合のリスクとしては、神経のある歯の場合、歯の神経を取らないとしみてしまったり、お痛みが出てしまう場合があります。