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審美歯科で失敗しないために知っておいた方が良いこと。

近年審美歯科と言っても単に従来の差し歯であるメタルボンドをオールセラミックに交換するだけでは見た目が不十分である事が多くなってしまっています.


これは、審美歯科治療をする際に歯茎の位置などを気にせずに作成する事で、歯茎が下がって来て長い歯になったとか大きさが不揃いになってしまったとか、歯茎の黒ずみが解消しなかったなどの問題を起こしております.審美歯科治療を行うさいは歯茎の整形・再生などや歯茎の黒ずみの治療も合わせて行わないと審美的な結果を生まなくなってしまっております.


また、審美歯科の失敗は歯科治療技術的なものと、コミュニュケーションによるものがあります。

 

審美歯科治療と言っても歯科の原則を外すことができないので、セラミックの適合が悪いものは歯茎が腫れたり歯周病になります。セラミックの適合はしっかりと拡大鏡などを使用して精密に合わせる必要があります.歯茎が腫れてしまっては長持ちしません.

 

また、審美歯科の特徴として、歯の形の好みは患者さんによって異なりますので、しっかりとコミュニケーションをお取りしないと、最終的にできてきたセラミックの形などで不満が残ってしまうことになるかもしれません。お話は写真や仮歯を使用して確認させていただきます.もちろん歯学的にむずかしい事も含めてお話し合いが必要になる事もあります.

 

審美歯科の失敗に関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております。クリックしてご覧ください.


審美歯科の失敗のページ

 


~審美歯科治療の注意点~

 

審美歯科治療は保険外診療となります。オールセラミック で歯並びなどを治す場合、オールセラミック の種類によって当院では1本6万6千円(税込)~16万5千円(税込)のセラミックを選んでいただいております。また、神経のない歯はオールセラミック とは別にファイバーコア(税込2万2千円)という歯の土台の料金がかかる場合があります。

 

審美歯科治療では、歯の大きさや形の修正、歯の変色の改善、歯並びの改善を目的にオールセラミック などの材料を使用しております。リスク等もございますのでご確認ください。歯茎の位置を改善するために歯茎の再生・整形を行う場合は別途料金がかかります。

 

 

また、審美歯科で歯並びを治す場合のリスクとしては、歯の神経を取らないとしみてしまったり、お痛みが出てしまう場合があります。痛みの症状が出た場合は歯の神経を取り除く必要がある場合があります。また、オールセラミック の色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。

 

部分矯正治療の注意点~

 

部分矯正治療や審美歯科治療は保険外診療となります。部分矯正上下前歯で総額22万円(税込)と検査台の1万6千5百円(税込)がかかります。

 

部分矯正治療で歯並びを治す場合、歯の入る場所を作るために歯と歯の間を削って隙間を作ったり、噛み合わせの強く当たる部分は削って調整することがあります。通常しみることはありません。

 

 

 

また、矯正治療期間は、目安となります。期間を保証するものではありません。